2023年6月遂にLUMIX S5ⅡX が発売になりました。
知っての通りLUMIX S5ⅡX は、パナソニックから発売されたフルサイズミラーレスカメラです。
高画質、高性能、高機能なカメラで、プロからアマチュアまで幅広く人気があります。
しかし、カメラ本体だけではその魅力を十分に発揮できません。
カメラに合わせて選ぶアクセサリーが重要です。
せっかくなら、もっと快適に、もっと楽しく、もっとクオリティの高い写真や動画を撮りたいですよね。
そこで、私が実際に使ってみて感じた、LUMIX S5ⅡXの魅力を引き出すアイテムをご紹介します。
レンズ
カメラのアクセサリーの中でも最も重要なのがレンズです。
レンズは、撮影する被写体やシーンによって変えることができます。
LUMIX S5ⅡX は、Lマウントという規格のレンズに対応しており、Lマウントは、パナソニック、シグマ、ライカの3社が共同開発したもので、高品質なレンズが豊富に揃っています。
今回はキットレンズの2本を紹介します。
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6
LUMIX S5ⅡX のキットレンズとして付属するLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6です。
広角から標準までカバーする便利なズームレンズです。
風景や建築物などの広い範囲を撮影したり、人物や動物などの近距離撮影もでき、軽量でコンパクトなので持ち運びも楽なところが良いです。
広角で撮影したい風景などではこのレンズが活躍します。
また、動画撮影においても広角で20mmから撮影できるので非常に使い勝手が良いレンズです。
私は自撮りはあまりしませんが、この20mmの画角は自撮り撮影には使いやすいみたいですよ。
LUMIX S 50mm F1.8
このレンズもLUMIX S5ⅡX のキットレンズとして付属しています。
高画質な単焦点レンズで開放F値は1.8、暗い場所や夜景などの撮影にも向いています。
また、ボケ味のある美しい背景を作り出すことができるのでポートレートやスナップなどで活躍するレンズです。
単焦点のボケ感がミラーレス一眼らしい描写で撮影できます。
LUMIX S 50mm F1.8で撮った写真はどれもキレイでキットレンズでも満足です!
保護フィルム
LUMIX S5ⅡX は、液晶モニターや電子ビューファインダーが高精細で見やすいです。
しかし、傷や汚れには注意が必要です。保護フィルムを貼ることで、画面を守りましょう。
保護フィルムには、硬度や透明度などの違いがありますので自分の好み合わせて選ぶことができます。
私はHAKUBAの保護フィルムを買いました。
気泡が入っても消えたので貼りやすい製品でした。
- フィルムでガラス並みの透明度と硬度を実現
- 液晶画面の色や明るさを保つ高い透過率
- 傷に強く、長期間美しく使えるエクストラハードコート
- 気泡が消える貼りやすいバブルレスタイプ
- パッケージからそのまま貼り付けできる専用サイズ
- 指紋や水をはじく撥水・防汚フッ素コート
ひとつ注意点があります。
この保護フィルムを貼る場合、液晶モニターの本体側を基準にして貼ることをおすすめします。
私は、外側を基準にしてはったため、影響モニターを開く際の力でモニターが歪む?のか気泡が入ってしまいます。
今はすぐに気泡が抜けていきますがいずれホコリも入り買い換える羽目になるでしょう。
こうならないためにも本体側から貼ると、もしかするといいのかもしれません。
NDフィルター
NDフィルターとはレンズに取り付けることで、光量を減らすことができます。
光量を減らすと以下のような効果があります。
- シャッタースピードを遅くできる
→水流や雲の動きをぼかす - 絞りを開くことができる
→明るい場所でも背景をボケさせる - ビデオ撮影時に適切なシャッタースピードを設定できる
→映像に自然な動きを出す
NDフィルターには、光量を減らす度合いによって数値が付けられています。
例えば、ND8は光量を1/8に減らし、ND64は光量を1/64に減らします。自分の目的に合わせて選ぶことができます。
LUMIX S5ⅡX は、フルサイズセンサーと高感度性能を持つカメラなので、NDフィルターがあると撮影の幅が広がります。
私が購入したのはKenkoのNDフィルターです。
- ガラスのゆがみを抑える「フローティングフレーム」で超高解像
- 撥水・撥油コートで汚れに強くメンテナンスが楽
- 潤滑加工&ローレットで着脱が快適
- 高透過率光学ガラスで色再現性が高い
私はカメラ初心者で選び方がわからなかったので使いやすいNDフィルターがどれか店員さんに相談しました。
○○カメラの店員さんおすすめはZXのND8でしたので素直に購入しました。
C-PLフィルターとは
C-PLフィルターとは、サーキュラーポライザーフィルターの略で、偏光を調整するフィルターです。
レンズに取り付けることで、反射光をカットしたり、色彩やコントラストを強調したりすることができます。
例えば、水面やガラスの映り込みを消したり、空や植物の色を鮮やかにしたりすることができます。
C-PLフィルターがあると撮影の表現力が高まりますのでNDフィルターと合わせてこちらもおすすめです。
C-PLフィルターは回転させることで偏光の効果を調整できます。
私が購入したC-PLフィルターはこちらです。
- 高透過偏光膜でカラーバランスを保持
- 超低反射で高画質
- フローティングフレームシステムでガラスに歪みなし
- 撥水・撥油コーティングでメンテナンスが簡単
NDフィルター同様に○○カメラの店員さんのおすすめでしたのでZXを購入しました。
PLフィルターの効果に感動しハマりそうです!
予備バッテリー
カメラのバッテリーは、使用時間や環境によって消耗します。
LUMIX S5ⅡX は、高性能なカメラなのでその分、バッテリーの消費も早いです。
特に動画撮影や連写モードでは、バッテリーの減りが速くなります。そのため、予備のバッテリーを持っておくことがおすすめです。
バッテリーは、純正のDMW-BLK22を選んでおきましょう。
カメラ本体に入れたままUSB充電が可能です。
予備バッテリーの場合、充電の度に本体のバッテリーと入れ替えるのは手間ですし、充電してたら取り回しも制限がでるのでバッテリーチャージャも購入されるのが良いと思います。
簡易防湿庫
簡易防湿庫とは、カメラやレンズなどの機材を保管するための箱です。
カメラやレンズは湿気やほこりに弱く、長期間放置するとカビやサビの原因になります。
そこで簡易防湿庫は、乾燥剤や除湿機などを使って内部の湿度を一定に保ちます。
これにより、カメラやレンズの劣化を防ぎます。
私の場合、まだそこまで機材がないので簡易的にダイソーの寄せ集めで作ってます。
正直、これで本当にいいのか?と思うとこもありますが、他の記事でも紹介されていたのでとりあえず採用しました。
ここにレンズが増えてきたら簡易防湿庫を追加するか、しっかりした防湿庫を買うか考えないといけません。
はじめは防湿庫にお金をかける余裕もないのでしばらくは簡易防湿庫の運用で行こうと思います。
SDカード
SDカードには大きく分けて三種類あります。
- SDカード:最も一般的なカードで、最大2GBまでの容量がある。
- SDHCカード:高速なデータ転送が可能なカードで、最大32GBまでの容量がある。
- SDXCカード:さらに高速で大容量なデータ転送が可能なカードで、最大2TBまでの容量がある。
LUMIX S5ⅡX におすすめのSDカードは、高速なSDXCカードです。
- UHS-II規格のSDカード
高速な連写や4K動画撮影に対応! - V90クラスのSDカード
最大書き込み速度が90MB/s以上で、高画質な動画撮影に最適! - 128GB以上の容量のSDカード
長時間の撮影や多くの写真を保存!
LUMIX S5ⅡX はデュアルスロットを備えており、二枚のSDカードを同時に使用できます。
デュアルスロットを使うと
一枚のSDカードが満杯になっても、もう一枚に切り替えて撮影を続けることができたり、
二枚のSDカードに同じデータを保存することで、万が一のデータ消失や破損に備えることができます。
それとSDカードは種類が多くや値段もピンきりで悩むと思います。
LUMIX S5ⅡX で使用するSDカードは以下の点に注意して私はを選びました。
- 容量は写真も動画も撮影することを想定して64GB以上
- 速度は小さなストレスの解消になるのでUHS-II規格でU3クラス以上
- ブランドは信頼性の高いものを選ぶ
上記を踏まえ私が購入したSDカードはNextorageの製品です。
聞き馴染みのない会社だったので調べたところ、SONYの元社員による企業でした。
Nextorage株式会社(ネクストレージ株式会社)はメモリー・ストレージ・ソリューション事業に特化した会社として2019年10月1日に発足しました。ソニーにおけるメモリーストレージ20年の歴史を継ぐ技術者とスタッフ集団を中心に創られた会社です
https://www.nextorage.net
- 国内メーカー製の高品質メモリーカード:Nextorage のSdカード
- UHS-IやUHS-IIなどの規格対応で高速読み書き
- 4Kや8K動画撮影に適したスピードクラス(U3やV30など)
- 10種の耐久性テストをクリアした防塵・防水・耐衝撃・耐温度仕様
- ファイル復旧ソフトや5年保証などのサービス付き
実はまだUHS-Ⅱに対応したカードリーダーがないので速度を体感できてませんが、追加でもう一枚動画記録用と分けようと思い買い足そうか考え中です。
最後に
今回紹介したアクセサリー類を揃えれば、ひとまずLUMIX S5ⅡXで楽しく撮影ができる土台が整うと思います。
アクセサリーが整いましたので、早速、風景写真を取りに出かけましたが、撮影が楽しくてワクワクが止まりません。
フルサイズで写真も動画も高性能なカメラですので思う存分性能を引き出し、大切に扱ってあげましょう。
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